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読書メーターまとめ(2014/3)

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3995ページ
ナイス数:87ナイス

 エントリシート書けないなぁ……(先月と同じ)
 即興小説バトルは、ついに評価人数が1人に! やったよっ!(先月と同じ)

 百合と村上春樹が多い。立ち読みで感想書いたのが3冊。
 そろそろ感想の書き方を変えようかな。「3色ボールペン読書術の赤青緑で線引いたトコを抜き出す+一言」やめて。

 4月は、4000字感想文を1つやろう。


ケータイ小説は文学か (ちくまプリマー新書)ケータイ小説は文学か (ちくまプリマー新書)感想
ケータイ小説は社会では広く認められていないが、文芸書ランク上位だ。稚拙な文章で大人を排除し、少女が書き少女が読み、今を生きる少女たちのリアルだけを乗せる。登場人物たちは、素直になれないことで罰を受け、全ての不幸を自分で背負おうとする。もっとずるく生きたほうが楽だと思うが、一途に生きようとする姿に惹かれてしまう。「レイプされた少女は汚い」「胸が小さい女には魅力がない」という設定が、実際に男性中心社会(ホモソーシャル)に生きている少女を安心させるという説は面白い。構図がわかると、意外にスラスラ読めて驚いた。
読了日:3月31日 著者:石原千秋
1973年のピンボール (講談社文庫)1973年のピンボール (講談社文庫)感想
「物事には必ず入り口と出口がなくてはならない。しかし、ピンボ-ルはあなたを何処にも連れて行きはしない。ピンボ-ルの目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある」僕たちは、進歩しているつもりで崩壊し、ただ厄介事を抱え込み、硬くなる。それらを池の底へと沈め、出口へと向かわなくてはならない。「ベストスコアをけがしたくない」と言い、夢中だったピンボ-ルと別れる。しかし、頭からは消えない。読んでいると、自分のこれまでの人生が重なり、切なくなる。だが「努力さえすればなにかを学べる」と信じ、進むしか無い。
読了日:3月31日 著者:村上春樹
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)感想
力強い説教集。下を向いた時に背中を蹴飛ばしてくれる。「三日坊主で構わない、その瞬間に全てを賭けろ」「挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束される」「全生命、全存在を賭けて、真剣に、猛烈に遊ぶのでなければ、生命は燃え上がらない」「ニブイ人間だけが「幸せ」なんだ」。恋愛に関する主張がおもしろい。「結婚すると、社会的なシステムに順応してしまう」「恋愛というのは、相思相愛でないとないと成り立たないと、とかく皆誤解している」。「芸術・政治・経済の三権分立で、日本人の生命力・精神を生き返らせる」
読了日:3月25日 著者:岡本太郎
両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫)両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫)感想
演劇・映画・評論・写真等、多分野で活動する寺山修司の、言葉の預金通帳。好きなのは「美術館は、巨大な遺失物収容所である。世界はあらかじめ人々によって記憶されつくしてしまっている。だから、何を忘れるかだけが問われる。忘れられ、取り残されたものだけが美術と名づけられる」「あらゆる物語は書かれつくされてしまっていたのである。これからの作者の仕事は、消すという手仕事でしかない」。創るとは、生み出すのではなく消すことなのか。作品の「思い出さないで欲しい。一度忘れられてしまうから」という声が聞こえる気がする。
読了日:3月21日 著者:寺山修司
国家の品格 (新潮新書)国家の品格 (新潮新書)感想
「論理より情緒」という本。日本は、米のナショナリズム・市場原理・合理精神に染まり、被人道的になっている。「論理の出発点は、論理ではなく情緒によって選ばれる」。米の理論は「人間の運命はあらかじめ決められている」という出発点から「だからみんな好き勝手して良い」という結論を論理的に導いている。しかし、この理論は世界中に齟齬を起こしている。日本古来の情緒、形、武士道を取り戻す必要がある。そのために、日本文学に子供の頃から親しむ。家族を懐かしんだり、自然を愛したりする心が大事だ。
読了日:3月19日 著者:藤原正彦
くちびるためいきさくらいろ (IDコミックス 百合姫コミックス)くちびるためいきさくらいろ (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
「少女×少女 この世に残された最後の純愛」「貴方とわたしの秘密の恋」「甘く切ないキモチがいっぱい」帯の通りで大満足。好きなのにキモチを伝えられない感じが伝わってくる。一人称だから、主人公のキモチは細かく描かれている。でも、相手のキモチはあまり描かれておらず、切なさや酸っぱさを際立たせている。いきなり行動に移したり、飄々としてたりすると、不安になって胸にぐっとくる。奈々と瞳が特に良かった。鏡に映った抱き合う自分達を見て、思わず距離をとってしまうとこがイイ。男向けの本だと思ってたけど、少女漫画なのね、これ。
読了日:3月19日 著者:森永みるく
キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」 (アスキー新書)キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」 (アスキー新書)感想
今にも物語が始まりそうなキャラクターを作れる。キャラクターに欠落部分を作れば、読者は欠落が満たされる場面を見たくなる。第1講では「○○が○○になった(頭が犬)キャラ」を要素の組み合わせで作る。どうしてそうなったかを付け加えるとき、作者の個性が出る。ワークショップだけをやっても問題はないが、講義の幅広さと切れ味は素晴らしいので、やはり全ページ読むのが良いと思う。スターウォーズが理論で作られているのには驚いた。「千と千尋の神隠しには敵が出ない」という考察に痺れる。カオナシとハクの役割が千尋の「影」だったとは。
読了日:3月15日 著者:大塚英志
脳を活かす勉強法脳を活かす勉強法感想
「ドーパミン強化学習(限界よりちょっと高いハードル)+タイムプレッシャー(制限時間内に仕上げる)+集中(スピード、量、音消し)」を使えば、学習効果が上がる。集中モードに入るには、何かしらの儀式を行うと良い(呼吸や体操など)。記憶はモダニティが大事。五感をフルに使う。教科書を見ずに書いたり、口ずさんだりするのが効果的。集中と五感は小説を書く時に重要なので、この方法でしっかりと鍛えたい。
読了日:3月9日 著者:茂木健一郎
藤子・F・不二雄の発想術 (小学館新書)藤子・F・不二雄の発想術 (小学館新書)感想
藤子・F・不二雄先生のコメントをまとめた、伝記のような本。発想術はあまり書かれてないが、真似したい術が多い。「みんながどんなことをしたがってるかメモする」というのは、ドラえもんの秘密道具の核だと感じた。「フィルターを持つ=個性の現れ」同じフィルターを使い続ければ、自分の味が出てくる。「発想のタネをメモする。効果的に見せるようにする」メモの内容が使えないと思っても、諦めないで考えることが大事だ。「ヒット作を真似る+理想を持つ」名作は黄金パターンに沿って書かれている。そこに個性を加えれば、良い作品が生まれる。
読了日:3月9日 著者:
3年2組の呪い屋さん (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)3年2組の呪い屋さん (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)感想
小3で百合です、以上。……嘘ですちゃんと感想書きます。エクソシストのローザと普通の女の子小春。「私の家は代々陰陽師」とホラを吹き、ローザに気に入られてしまう。呪いで暴走する変態ギャグ4コマ。最初はローザが暴走してるのですが、いつの間にか小春が暴走するとこが、良い百合を醸してます。相手の言葉、行動全てを勘違い。「好きになる呪い」も出てきて、二人の恋はどんどんハチャメチャに。ですが、最後の台詞「そんな呪いもうとっくに、かかってますよ」はジーンと来ます。ぜひ続編で、大きくなった二人を見たいのですが……無理?
読了日:3月7日 著者:柚木涼太
三日月の蜜 (まんがタイムコミックス)三日月の蜜 (まんがタイムコミックス)感想
透き通った絵が魅力的。気持ちがくっついたり離れたり、ぶつけたり隠したり。曖昧な距離感と合わさって、心に優しく染みこんでいく短編集。「好き」という気持ちの切なさが胸を打つ。「好きって言われるの怖いんです。でも、そう思ってもらえないのも辛い」「好きですけど、信じてもらえない気持ちに、意味なんてあるのかって」「好きなのかどうか、わからなくなった」「好きでいたかったんでしょう。そういうのは好きだってことじゃないの?」。好きなのは「間接、直接」。2回出てくる「……どうして、もう一度言うの?」がいい味出してますよね。
読了日:3月7日 著者:仙石寛子
若き数学者のアメリカ (新潮文庫)若き数学者のアメリカ (新潮文庫)感想
「数学より国語が大事」という著者の言葉通り、情緒あふれた一冊。アメリカで助教授として生きる間、孤独や空虚に襲われるが、自然の美しさや優しさに慰められる。「アメリカには涙がない。日本の美しさには、昔からの数えきれない人々の涙が実際に、あるいは詩歌などを通して心情的に滲んでいた」という分析は見事だ。優しさとは「強すぎる時には私を鎮静し、弱すぎるときには心の拠り所となって私を支える」。「あなたにとって本とは?」と聞かれたらこう言おう。世界の素晴らしさを感じる心があれば、下を向いてしまったときでも立ち直れるのだ。
読了日:3月7日 著者:藤原正彦
百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)感想
アンケートに「今後読んでみたい内容は?」とあるが、全く思い浮かばない。2巻でもうネタが出尽くしたと思ったから。なのに、出るわ出るわ農家の爆笑日々。感想書くために面白かったとこ探したら、大きいコマばかりだったのに驚き。読者目線で作ってるんだなぁ。レビューで、家業と漫画執筆を両立する方法は「寝なきゃいい」ってのを見て「他にもあるでしょ」と思っていたが、本当にそれしかなかった。〆間際は1日15分睡眠なんてすごい。ロシア軍にスパイ疑惑かけられてPC押収されたとき、観測データを守った話は爆笑した。ロシア軍かわいい。
読了日:3月6日 著者:荒川弘
アフターダーク (講談社文庫)アフターダーク (講談社文庫)感想
眠り続ける姉と、自分の心のため、エリが一晩で様々な恐怖と戦う話。読むのは苦しいが、不思議と心が癒やされる。自分の知らない世界、人、言葉達に救われていく。深刻な悩みを解決するには、自分と向き合いつつリセットすることが大事なのかなと思った。好きな台詞は「一度でも孤児になったものは、死ぬまで孤児なんだ」「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。その記憶が現実的に大事なものかどうかなんて、生命の維持にとってはべつにどうでもええことみたい」。映画のような視点で書かれていて、ダイナミックだった。
読了日:3月6日 著者:村上春樹
カンガルー日和 (講談社文庫)カンガルー日和 (講談社文庫)感想
特別を演出する魔法が詰まっている表題作が好き。動物園でカンガルーの赤ちゃんを知ったあと「一ヶ月間、カンガルーの赤ん坊を見物するに相応しい朝の到来を待ち続けていた」。僕は出不精だが、こんな風に考えるとグズグズするのが楽しくなる気がする。朝起きてカーテンを開け「カンガルー日和であることを一瞬の内に確認した」。こう言うだけで世界が開けてくる。「これから先、(赤ん坊を)見るだろうって自信ある?」と言って不安にさせるが、「あの袋の中に入るのって素敵だと思わない?」という会話で、いつまでも家族が続く気分にしてくれる。
読了日:3月6日 著者:村上春樹
ピクトさんの本ピクトさんの本感想
転んだり、頭を打ったり……自らの身を犠牲にして危険を知らせる、ピクトさんの研究書。たかがピクトグラムで、ここまで面白い話を展開するのは凄すぎる。例えば、落下系だと「落下するのは危険だ」から始まり「落下系ピクトさんはエリートだ」「親『ちゃんと勉強しないと、お父さんみたいなつまずき系しかできないピクトさんになるわよ!』」と、ピクトさんの社会に話が飛ぶ。かけこみ系では「『生き急ぐ』と『急いで生きる』はよく似ているが、かっこよさが違う」と、我々の人生に話が及ぶ。コメント力の教科書として、後世に残すべき名著だ。
読了日:3月6日 著者:内海慶一
相手の本音を99.9%見抜くコツ (青春文庫)相手の本音を99.9%見抜くコツ (青春文庫)感想
まだ誰も登録してない本があったのか! コインランドリーで読みました。心理テクの寄せ集めですが、列挙すれば少しくらいは見どころがあるというもの。『「なるほど」は、しゃべりたいサイン』は納得。自分の中の知識とリンクした時に言う言葉だからね。『同じ商品を何色も並べて売ると、客はその中からお気に入りを選び、それが欲しくなってしまう(強制選択)』もGood。上手い戦略だ。『突然に秘密や弱点を暴露して、ツンデレキャラになろう』これはかなり唸った。普通のキャラでも、秘密を主人公に握られると確かにツンデレっぽくなる。
読了日:3月6日 著者:
読書入門―人間の器を大きくする名著 (新潮文庫)読書入門―人間の器を大きくする名著 (新潮文庫)感想
「読書とは、自分とは全く異なる性質の人間を心のなかに住まわせ、自分の器を大きくするもの」。「自伝・エッセイ、ノンフィクション、身体・心理・哲学、歴史、神話、絵本・漫画、文学」と、多分野に亘って紹介されており、読書のフィールドを広げるにはうってつけだ。本の中でも最も美味しいところを紹介しつつ「もっと読みたい」と思わせるバランス感覚が素晴らしい。「素晴らしきラジオ体操」は面白く、笑いが止まらない。「若き数学者のアメリカ」は、高校の時は難しい本と思っていたが、情緒的な本らしく、今読むと面白そう。
読了日:3月3日 著者:齋藤孝
「意識の量」を増やせ! (光文社新書 522)「意識の量」を増やせ! (光文社新書 522)感想
『心の問題ではなく、意識の問題 + 質以前に量を増やす』。失敗を意識の問題と捉え、人生の問題をスッキリ解消する本。「期間限定の課題をクリアする」「お茶出し名人になる」「自動化領域(基本技)を増やす」「項目を挙げる」など、トレーニング方法が充実している。私は「項目を挙げる」をよくやっている。テレビを見たら面白いところを10個以上挙げる、就活のアンケートやメモ欄は必ず全て埋める等。また、人間関係の察知が苦手なので「誰が誰をどの程度好き(嫌い)か」を意識して観察。これで部活内の雰囲気を掴めるようになりたい。
読了日:3月1日 著者:齋藤孝

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