読書メーターまとめ(2013/2)

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1804ページ
ナイス数:7ナイス

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)
読了日:2月28日 著者:村上 春樹
つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)感想
タイトルは「つめたいよるに」だが、読んでいると暖かくなる物語が詰まっていた。しかも、ただ暖かいだけではない。ふっと入る一言によって、もう一つ深い暖かさに潜っていける。印象的なのが、藤島さんの来る日の「せいせいした。私ね、男の人にお料理なんて、死んでも作ってあげないんだ」や、夏の少し前の「私、ながいこと、こんな光景にあこがれていたような気がします」、晴れた空の下での「食べることと生きることとの、区別がようつかんようになったのだ」。この一言で、物語全体が揺らめくというか、消えたり現れたりするというか……。
読了日:2月28日 著者:江國 香織
桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)
読了日:2月19日 著者:坂口 安吾
高校生のための経済学入門 (ちくま新書)高校生のための経済学入門 (ちくま新書)
読了日:2月15日 著者:小塩 隆士
なるほどの対話 (新潮文庫)なるほどの対話 (新潮文庫)感想
吉本ばななさんは、若者の悩みについてとても深く考えながら作品を作っているんだなぁ、と思った。世の中のしがらみに振り回されている若者に真剣に向き合っている。はっきりした結論はないけれど、それでも理解しようとする生き様、というか書き様はすごいと思った。河合さんの言葉で印象に残ったのは「いまの現代人は社会病にかかってるんですよ。別に社会の役に立たんでもええわけですよ。もっと傑作なのは、ただ外に出て働いてるだけなのに社会に貢献してると思ってる人がいる。貢献なんてしてないですよね、金儲けに行ってるだけでしょ」
読了日:2月15日 著者:河合 隼雄,吉本 ばなな
三毛猫ホームズの推理 (光文社文庫)三毛猫ホームズの推理 (光文社文庫)感想
ミステリィなのだが、主人公の刑事片山がドジで面白い(『大至急、公用だ』と言った後、ホテルの雪子を思い出し『大至急、私用だ』と言い直すシーンなど)。他の登場人物も、奇妙に誇張された人格を持っていて笑えます(ゆえに怪しい)。殺人事件の傍ら、女子寮に侵入しようとして動けなくなった教授、爆弾をうっかりなくした教授、女子大生にバレーボールをぶつけてもらってる体育教師、たくさんの変人が出ます。沢山の人が死ぬのに、明るい雰囲気に満ちてます。見どころはもちろん三毛猫のホームズ。事件のヒントを出し、犯人と戦います。
読了日:2月4日 著者:赤川 次郎

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