読書メーターまとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1808
ナイス数:324

ナイスが300越え。人気作のよつばとを読んだのが良かったね。
あずまんが大王の頃から読んでるんだし、このまま全巻登録もありかな。

今月はナイス500、10冊、お気に入られ150を目指そう。


檸檬 (新潮文庫)檸檬 (新潮文庫)感想
「冬の蠅」を読む。夏頃のすばしこさを失い、衰えた姿で這う蠅が日向で元気になる姿に、梶井は自身の憂鬱を重ねる。太陽は生の幻想で私をだまそうとする。心を楽します快感は、同時に重っ苦しい不快感である。太陽は日向だけを照らし、反面に異様な影を作る。そこには「理性の欺瞞」がある。自分自身の認識を騙し、日のあたる面だけを見て幸福だと思い込んでしまう。彼を癒したのは夜のわずかな光だった。そこには日向の欺瞞はなかった。僕は人間関係が苦手なのだが、それは幸福の影を恐れるからだ。関係が良くなるにつれ、反発する自分が出てくる。
読了日:05月22日 著者:梶井 基次郎
ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)感想
僕は身近な人の喪失を経験する。それでも僕は腐らず、喪失をありのまま受け止める。「言葉にならないものを大切にすればいいんだ。それが死者に対する礼儀だ」「どんなものでも消えるべき時がくれは消える。そして消える時が来るまでは消えないんだよ」「時間というものは腐敗と同じなんだ。思いもよらないものが思いもよらない変わり方をする」。最後、部屋に一つ残った白骨は自分自身だろう。人はいつか死ぬのだから、後悔のない生き方をすべきだと思った。自分にできないことはしなくていい。僕が泣けないもののために誰かが涙を流してくれる。
読了日:05月22日 著者:村上 春樹
てるみな 1―東京猫耳巡礼記てるみな 1―東京猫耳巡礼記感想
猫耳少女が幻想化された鉄道を旅する。「家の近くを走る→民家を削りながら走る」「JRと競争→JRをドリルで攻撃」などの戯画化に加え、千と千尋っぽい街が異国感と共に郷愁を呼び起こす。ありえない設定なのに「鉄道の原型はこうだったのかもしれない」と感じさせる、不思議な漫画だ。読んでいると、電車に乗った時にふと感じる疑問や違和感に、答えを見つけてもらった気分になる。例えば、車掌の変な声のアナウンスに「人と魚の両方にわかるように喋ってるんだ」と思う場面。なるほど、水の生き物にはくぐもった声の方が伝わるのか、と納得。
読了日:05月21日 著者:kashmir
街場の教育論街場の教育論感想
▼「政治家が教育改革をするのは任期中に失敗が顕在化しないから」「教育問題を一挙に解決する方法はない」と、政策を一刀両断して気持ちがいい。▼国や企業が行ったグローバリズムが個性化を進め、結果的に連帯力のない個人を作り出し、学力も労働力も下がってしまったという指摘は見事だ。わからないときに「わかりません、教えて下さい」と人に頼む能力こそ、学力の本質だからだ。▼メンターが「自分の限界を決める他者」というのは面白い。自分が決めた限界を越えたところで、結局そこには同じ自分がいるから無意味だ。
読了日:05月20日 著者:内田 樹
よつばと!(14) (電撃コミックス)よつばと!(14) (電撃コミックス)感想
今回はヨガ、ビーズのネックレス、クレープなど、よつばの女の子の面がたくさん。ごみ袋でドレス、ビニール紐とリボンで髪を作ってお姫様ごっこ。幼稚園を思い出して懐かしくなった。よつばの無邪気な一言に対するみんなの表情、相変わらず面白い。特にヨガ教室の「みんなふとったからきたのかな」のとこの死んだ目とか、気にしないようにしてる目とかが笑える。気になったのはとーちゃんの料理「サッポロいちばんどん」かな。何かよくわからんけどうまそう。
読了日:05月13日 著者:あずま きよひこ
コンピュータが小説を書く日 ――AI作家に「賞」は取れるかコンピュータが小説を書く日 ――AI作家に「賞」は取れるか感想
AI小説の未来に期待して読んだが、残念ながら完成には程遠いようだ。現時点では、人間が小説のパターンを作り、コンピュータがパターンの中に単語を当てはめて文を作っており「どのへんがAIなの?」とツッコミたくなった。AIは形態素解析しかしてないのだ。AIが小説のパターンを学習して小説を書くというのは夢のまた夢である。文の組み合わせには将棋や囲碁とは比べ物にならない程の数があるため、AIの力を持ってしても全容は掴めないようだ。
読了日:05月13日 著者:佐藤 理史
ななゆり (IDコミックス 百合姫コミックス)ななゆり (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
特にストーリーもなく、ただ女の子同士でイチャイチャするだけの漫画ですが、イチャイチャっぷりが群を抜いている。絵のかわいさやコマ割りの上手さなど、作者の筆力のおかげでそう見えるのです。最初の告白してるだけのシーンになぜかときめいてしまい、首を絞めあったり一日中手を握り続けたりするバカップルっぷりにリビドーが急上昇してしまう。パンツ交換して授業受けるシーンが性行為に見えるのも良いですね。この一冊は「百合=ストーリー」だった僕の価値観を崩壊させました。仲良しの女の子を見るだけでも幸せになれるんですね。
読了日:05月08日 著者:マウンテンプクイチ

読書メーター
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読書メーターまとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:633
ナイス数:161

自分のためじゃなく、誰かのために文章を書きたい。
誰かに喜ばれる感想は素敵だ。

集中力はいらない (SB新書)集中力はいらない (SB新書)感想
▼世間が言うほど集中力は必要ない。集中するとは、一つのことに意識を向けることだが、それって機械と同じじゃないか。世間が集中力を重視するのは、機械のように働く人間が求められているからだ。▼過去に上手くいったときのことを考えてみよう。意外に集中していないときでも上手くいっているのではないか。▼本屋で「○○力」という本をよく見るが、「力」をつけることによって、それが良いものだと錯覚させている。いらない力もあるのだ。
読了日:04月22日 著者:森 博嗣
寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))感想
再読。改めて読むと、自分の思考の構造主義化に気づく。「自己自身からの乖離(鳥瞰的視座へのテイクオフ)は、労働や他者とのかかわりの中で達成される」。これは「自分の文体を見つける方法」に似ている。自分の文体は、他者の文章の良いとこを増やし、悪いとこを減らすことで磨かれる。また、文体を完成させるには、社会における自分の役割を発見しなければならない。「世界には欠けている部分があり、埋められるのは自分しかいない」という実感が、文体を作る。
読了日:04月21日 著者:内田 樹
1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)感想
日本には、長くて中身のない話が溢れている。その結果、非効率な仕事、非生産的な会話、非論理的な文章が生まれている。自分も仲間入りしないように、この本でトレーニングしたい。まずは構造を覚える。『現状 → 問題点 → 解決策』『全体 → 部分 → 独自視点』だ。そこに、相手の経験知に合わせて、イメージしやすくなる例をのせると良い。目標を具体的にするのも大切。「どんな時、どんな人に対して話し上手になりたいか」まで考えないと、的外れな技術を追っかけてしまう。
読了日:04月15日 著者:齋藤 孝

読書メーター

読書メーターまとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1442
ナイス数:222

今月は続ける習慣、やめる習慣を始めました。
スケジュール帳に習慣化シートを貼って、実行しています。

コツとしては「やりたくないときは少しだけやる」こと。
完璧主義を捨てて、少しでもやればOKにします。
すると、身体が習慣を覚えてくれます。

本……ここで紹介してる本1冊も買ってないけど、ドンマイ。


逆境ナイン (1) (サンデーGXコミックス)逆境ナイン (1) (サンデーGXコミックス)感想
スポ根野球漫画にみせかけたギャグ漫画。あらゆる逆境に立ち向かい、甲子園優勝を目指します。ただし逆境がわざとらしい。試合前日にメンバー全員+自分が怪我するとか出来過ぎでしょう。冒頭、廃部宣告された主人公が「校長! ここ(校長室)のすみにでっかい優勝旗を置きたいとは思いませんか!」と威勢のいい文句に、一瞬かっこいいと思った自分が馬鹿だったw 顧問のサカキバラ先生は「私は強い男が好きです」といった女生徒の前で男子をボコボコにして「俺が勝ったら俺を好きになるのか?」と問い詰めます。言葉の力はすごいけど、実態は……
読了日:03月29日 著者:島本 和彦
まんがでわかる自律神経の整え方 「ゆっくり・にっこり・楽に」生きる方法まんがでわかる自律神経の整え方 「ゆっくり・にっこり・楽に」生きる方法感想
自律神経を整えて「ダルい、イライラする、眠れない」を解消する本です。規則正しい生活のすごさを改めて感じました。「緊張した時は上を向いて深呼吸する」「スピーチの時は何か一つのことに集中する」など、すぐに使える技術も多いです。
読了日:03月22日 著者:小林弘幸,一色美穂
マンガでわかる「やめる」習慣マンガでわかる「やめる」習慣感想
続ける習慣はハードルを下げる。本書のやめる習慣は逆で、ハードルを上げる。森博嗣さんが悩み相談に対し「そうなる前に対処する」と答えていたのを思い出しました。ダイエットするなら、お菓子を買うお店に寄らない(誘惑を避ける)、お腹空いたら昆布を噛む(スイッチング行動)など。私は現在、先延ばしグセをやめるようにしてます。夜9時~9時30分に家族の居る部屋で先延ばしを片付けてます。やったら日記に記録してます。あとは習慣化を一緒にやる友達がいれば完璧。
読了日:03月19日 著者:古川 武士
マンガでわかる「続ける」習慣マンガでわかる「続ける」習慣感想
何かを始めようとしてもすぐに挫折。そんな人生を変える一冊。「やる気がしない時でもちょっと進める」という考えが役に立った。習慣化の失敗でよくあるのは、仕事で疲れた時に一日やめてしまい、結局そのままになること。そんな時でもできることを決めておけば、実行できて続けられる。「時間と場所を決める」のもいい。例えば、通勤中やると決めれば、毎日確実に続けられる。
読了日:03月19日 著者:古川 武士
飲茶の「最強! 」のニーチェ飲茶の「最強! 」のニーチェ感想
対話形式でわかりやすく、哲学史も少し学べる。哲学には白哲学(理論)と黒哲学(実存)がある。ニーチェは黒哲学で、本質ばかりを考える白哲学を批判した。ニーチェの有名な言葉「神は死んだ」は、間違った思い込みを捨てろということだ。例えば、我々は「何々をしなければならない」という義務感を持っているが、それは間違い。道徳は奴隷達の貴族への嫉妬心から生まれたものだ。道徳的に生きることと幸福は全く関係がない。そういった根拠のない価値観を捨てて、今の自分(実存)を大切にして生きる方が幸福になれるのだ。
読了日:03月19日 著者:飲茶
こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)感想
毒舌漫談ではあるが「中年のみなさん、今まで頑張ってきてご苦労様です」という称賛がベースになっているので、言われても腹が立たない。このスタンスは見習いたい。「結婚はカフェオレに似ている」は上手いと思った。「牛乳が奥さん、コーヒーが亭主。お互いに混ざるのが結婚です。最初はあったかくて、ほのぼのしていて、甘い香りがする。それがだんだん冷めて、上の方に脂が溜まってくる。ああ、本の牛乳に戻りたい、これが離婚です」
読了日:03月03日 著者:綾小路 きみまろ
竹と樹のマンガ文化論 (小学館新書)竹と樹のマンガ文化論 (小学館新書)感想
マンガの進化、マンガ家の育成、マンガビジネスなど多岐にわたる対談。竹宮恵子さんの制作秘話が多くのっていて、マンガを描く苦悩や歓びが伝わってくる。最近よくある「マンガでわかる~」が、漫画家の入門になってるのが面白い。客のために描く感覚が掴めるそうだ。固有のヴォイスを見つける方法はためになった。「同時代・同世代の作家集団が達成しようとしていることが見えて初めて、自分にしかできないことがわかる。ここは自分がやらなければ誰もやらない、けど自分がやらないと全体のバランスが崩れる。だから自分がやる」
読了日:03月02日 著者:竹宮 惠子,内田 樹

読書メーター

読書メーターの感想パターン

「読書メーター始めたけど、感想が書けない」と言う人のために、簡単な書き方を紹介致します。
みんなこんな風に書いてますよー。


★一行感想

その名の通り、一行の感想です。
「それは感想と言えるのか」と思うかもしれませんが、たくさんいます。

☆報告
「読了。流し読み。挫折。再読。続編。シリーズ3作目」
何も書かないよりはまし、という感じ

☆入手方法
「図書館本。ブックオフ。拾い本」
備忘録的なもの。何の役に立つかは不明。

☆買った理由
「表紙に惹かれて。作家買い。映画化されたので」

☆感想
「おもしろい。つまらない。次も楽しみ」
こんな感想で100ナイスつく人もいる。

☆わかった
「円高と日本経済の関係についてよくわかった。」
本当にわかっているのかと突っ込んではいけません。

☆渾身の一行
「成長を前提に政策を作るのは、快晴だと決めつけて船を作るようなものだ」
一見いいことを書いてるように見えるが、書いているのは筆者です。

☆評価
「★★★☆☆。60点。あまり読む価値はない。オススメ」

☆物語のオチのみ
「城之内死す。天下一武道会はじまる」
漫画に多いです。



★100文字感想

慣れてきたら100文字にトライしましょう。

☆一行感想の組み合わせ

「図書館本。表紙に惹かれて買った。おもしろかった。円高と日本経済の関係についてよくわかった。「成長を前提に政策を作るのは、快晴だと決めつけて船を作るようなものだ」この言葉が心に残った。最後に城之内が死にました。★★★☆☆」



☆著者をほめる

この人はすごいです。何もない状態から、たった1年で年収2000万円稼ぎます。彼の考え方やテクニックには学ぶべきところが多く、自分もこうなりたいと思いました。



☆レベル高い

とてもよくまとまっている。概念もわかりやすいし、事例や問題も具体的。この本があれば、正直他の本はいらないと思う。研修や講座も、この本をそのままパワポに写して発表すればいい。それほどこの本は素晴らしい。



☆読む前と後

読む前は海外に移住して世界を股にかけた仕事としてみようと思ったけど、日本より治安が悪かったり、仕事がいい加減だったり、コンビニがなかったりするのでやめようと思った。





★長文感想

200文字以上。パターンを参考にすれば簡単です。列挙型がオススメ。

☆抜き出しをスラッシュで区切る

読書メーターは単なる記録ツールではない/感想を書くということは、自分の奥底に2度と起こることのない形で湧いた感情を、永遠に残る形で写し取ることだ/君は誰のために感想を書いてるの?/「面白い」と思った瞬間、「面白い」以外の感情は全て消えてしまう/君の思いの全てを漏らさないほど緻密な言葉を探す旅に出よう/あらすじだけを書いた感想は、読む人に不利益を与える/



☆短編集各話一行

「蜂蜜のある風景」衝撃的ラスト/「芥川賞受賞作」これ表題作なのって詐欺じゃね?/「竹下先生、刺される」これはちょっと引いた/「Twitterが呼んでる」ただの中毒やんけ/「あとがき」読んでない



☆あらすじ+心に残ったとこを列挙

いつものエッセイ。だが、仮に本書がマンネリだとしても、読む価値がないとは限らない。現に、マンネリ化しているニュース番組やスポーツ番組を見るではないか。
心に残ったのは「人生を道に喩えたところで、人生には色々あること以外の何が理解されるのか。それでも何となくわかった気になるから不思議だ」多分、他の言葉と繋げると、他の人と繋がった感覚が得られるからかなぁ。言い訳に使えそうなのはコレ⇒「カツカレーを食べたらたまたま高カロリーだった」反論されても「それは結果論だ。仮にカツカレーが低カロリーでも食べただろうから」。



☆あらすじ、具体的なあらすじ、感想

「アメリカが戦争をするのは地理の勉強をするためだ」アメリカの馬鹿げたニュース集。
キリスト教原理主義者が「聖書以外を読ませず」「禁欲教育」をし、教育崩壊が起き、避妊や性病が蔓延。ニュースを見ずに投票へ行き、ブッシュを支持。病気にかかると家賃が払えない貧困層。世論操作が当たり前のメディア。自分の国のことじゃないから大笑いした。しかし、希望もある。政治批判のジョークが国を変えた。2008年、オバマ寄りだった報道をコントで皮肉り、偏向報道を止めさせた。
これが正しいお笑いのあり方だと思った。日本のお笑いはまだまだ。



☆キャラ愛に溢れる

さくやちゃん可愛すぎるうううぅぅぅぅ。恥ずかしがり屋は最強。よく気が利いて、みんなから慕われるけど、そのせいで嫉妬の対象にされてしまいます。「仕方なく付き合ってたんだ」と、儚むところが切ないです。そんな彼女が、親しくしてくれる子と無言で手を繋いで、指先で気持ちの揺れを伝えようとする。端的に言って、とても萌えます。最後、このはちゃんに「私以外にもドキドキしてるんでしょ」って言われたときに「違うもんっ。わたしは、このはちゃんがくれるドキドキが好きなの」って返してて悶絶しました。抱き枕カバーの販売はまだですか?



☆構成への書評

突飛な世界観にも関わらずすんなり入っていけた。話のテンポもよく、最後まで一気に読める。導入部は若干クセがあるけど、著者の独特なユーモアのセンスが楽しめる。主人公に好感が持てたし、キャラごとの書き分けもできていた。伏線の回収もちゃんとしていて、最後のオチに向かって少しずつ謎が明らかになるカタルシスがある。途中に入ってるギャグも面白い。



☆ポエム(番外編)

彼を見ると、胸の奥がズキズキする。かなしくて、せつなくて、どうしようもなくて。どうして誰もわかってくれないんだろう。私の心には鍵がある。とても複雑で、ただ一つしかない形の鍵が。でも彼は、きっと世界のどこかで鍵を見つけて、私の心を開いてくれるだろう。

読書メーターまとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1521
ナイス数:158

今月は自分だけが楽しいエア読書会を始めた。
感想を書いている内に新しい発見をするという、不思議な体験だった。

evernoteで百合名場面集作ってたら、既に容量オーバーに。
仕方ないのでkeep(メモ用アプリ)を使う。


百合男子 5 (IDコミックス 百合姫コミックス)百合男子 5 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
百合男子連盟と百合女子が出会い、悩みを共有し、解決しようとするそこそこまともな回。とはいっても、悩んでることがしょうもないことなので、やっぱりギャグにしか見えない。4巻まで暴走してきた百合男子ですが、最終巻でようやく「現実と妄想の区別をつけろ」という身も蓋もない結論に落ち着きました。無理矢理まとめた感じで、あんまり楽しめなかったかなぁ。もっと暴走して、百合の深淵まで見せて欲しいなと思った。作中にあった、女子のBL好きの方が進んでいると言うのは本当なのだろうか。
読了日:02月17日 著者:倉田 嘘
百合男子 (4)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)百合男子 (4)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
4巻目にきて百合女子爆誕。主人公の花寺が忘れていた百合本に魅せられ、藤ヶ谷は百合に目覚め、気がつけばクラスの女子達を百合目線で見てしまうようになる。お前もかよと思ったけど、男子みたいに過激なのめり込みじゃなかったので安心した。「百合男子、これは面倒です」と、読者の言いたいことを言ってくれてありがとう藤ヶ谷。最後、花寺が藤ヶ谷と付き合ってないことを証明するために「俺は百合男子。百合を愛し、百合に生き、百合に死ぬ」と名言を放つとこが笑える。たかが百合好きってだけで、そこまでカッコつけられても……ねぇ?
読了日:02月17日 著者:倉田 嘘
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)感想
診断が困難な患者に隠された病を、天久鷹央と部下の小鳥が解き明かす。UMAや霊などの不思議な現象を、医療知識で解くというギャップがいい。また、鷹央の推理が常識の逆を行っているけど、とても真理を突いている上、理不尽な相手をバンバン論破していくところが爽快だ。医療知識も増えるのでお得感もある。それにしても、アルコールを流しに捨てると詰まるって知らなかったな。大学の化学科卒なのに(汗)
読了日:02月16日 著者:知念 実希人
やがて君になる (1) (電撃コミックスNEXT)やがて君になる (1) (電撃コミックスNEXT)感想
相手を特別だと思う気持ちがわからない小糸さん。けど、特別に思われるのが嫌な七海先輩から「君のこと好きになりそう」と告白される。恋がわからないことに悩む小糸さんに共感した。誰にも理解されないから、余計に辛い悩みだと思う。七海先輩にはニヤニヤしっぱなしでした。この子、飄々としてるくせに、小糸さんへのアタックが計画的すぎます。親友を牽制したり、小糸さんが断れないように仕向けたりなど、実に素晴らしいです。特に、踏切渡った直後の、電車を盾にしたブラインドキッス。これは次巻も目が離せないですね。
読了日:02月16日 著者:仲谷鳰
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)感想
「1924年度のエール大学卒業生の年間平均所得は25111ドルである」一見正しい統計に見えるが、この数字は間違っている。なぜなら、連絡可能な人に口頭で聞いているので、住所不定者は含まれていないし、見栄をはって答えているかもしれない。「平均給与は5700ドル」実際は社長が大半を取り、従業員はほとんど貰えておらず、中央値は3000ドル、最頻値は2000ドルだったりする。ニュースでも、グラフで騙しが行われている。仮想通貨や日経平均の値幅を、図の下から上まで目一杯使って、大きく動いているように見せかけている。
読了日:02月16日 著者:ダレル・ハフ
謎とき村上春樹 (光文社新書)謎とき村上春樹 (光文社新書)感想
村上春樹の小説をホモソーシャルという枠組みで解説する本。小説の要約や謎の着眼点はいいが「なぜ彼らはホモソーシャルの構図に引きずり込まれるのか」という考察がなされておらず、納得がいかない。本書は文学部の講義なので、文学部の人間さえわかればいいと思って書いているのだろう。「ご存知の通り」の後に聞いたこともない社会学者の説が出てきたり「読者にはすぐにわかるだろうが」の後にわけのわからない説明が頻繁に出てくるのが証拠だ。
読了日:02月14日 著者:石原 千秋
恋愛彼岸~猫目堂ココロ譚~ (IDコミックス 百合姫コミックス)恋愛彼岸~猫目堂ココロ譚~ (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
猫目堂シリーズ最終巻。トリにふさわしい双子の話、そして猫目堂主人の正体が明かされます。心が迷った人だけがたどり着き、心を導くモノを見つけられるお店。ラストの「このおかげで大事ななにかを失くしたことだけは、刻んでいられたんです」が、物語を綺麗に包み込む。どんなすれ違いも、心が通じ合ってた瞬間が必ずある。だからこそ、それを思い出させるモノは美しく、胸を打つのだ。あとがきにて、私が低評価をつけた作品が作者のお気に入りだったことがわかり驚く。ドラマ性が弱いと思ってたけど、友情モノとして読み返すと中々良かった。
読了日:02月01日 著者:東雲 水生
月と世界とエトワール (2)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)月と世界とエトワール (2)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
よぞらにエンゲージを申し込んだものの、一緒にいるのと真面目にやるのが照れくさいのか、つっけんどんな岸辺世界。2巻は彼女の生い立ちがメインです。彼女の振る舞いにも、とても切ない理由があったのだとしみじみ感じました。海百合さまは歌姫候補の人魚子を手にかける。落としたのはこれで2人目です。よぞらは大丈夫なのだろうか。
読了日:02月01日 著者:高上 優里子

読書メーター

自分だけが楽しいエア読書会

最近、エア読書会なるものを始めました。

まぁ、ぶっちゃけると一人で感想をダラダラ書くだけなんですけど。
結果はこんな感じです↓↓↓

【第2回】自分だけが楽しいエア読書会(課題図書:乙女の密告/赤染晶子)

この読書会のメリットは、頭の中の整理です。
普段は読書メーターに250字程度の感想を書くのですが、難しい本だとまとめるのが難しいです。
書きたいことがいくつもある上、どれも大事だから省けず、まとまらないのです。

ところが、字数制限なしで書くと、ダラダラとした感想がまとまってくるんですよね。
例えるなら、いろいろな道を歩いてる内に、最短ルートを見つけるような感じでしょうか。、

もう一つのメリットは、読書会の型が使えることです。読書会は主に

・主催者によるあらすじ紹介(話のテーマと解釈の共有、読んでない人でも参加できるようにする)
・各自感想発表
・疑問的の解消
・雑談

という流れで行われます。
つまり、この流れにそっていくだけで、感想を書いている気分に浸れるのです。
先の見えない作業において「自分は正しい流れに乗っているんだ」という感覚はとても大切です。

感想が苦手な方、このエア読書会形式も取り入れるのはいかがでしょう。

読書メーターまとめ

1月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:602
ナイス数:113

今年1万ナイスもらう予定だったのに、普段と同じ数じゃんぐぬぬ。
今月から名言集と名場面集を作ってます。いつか公開予定。


月と世界とエトワール (1)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)月と世界とエトワール (1)巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
音楽学校の百合漫画。作曲科と声楽科の生徒が組むことを「エンゲージ」と呼んだり、「歌手を想って作られた曲を、作曲者を想って歌う」という世界観がいい。好きなキャラは岸辺世界です。主人公のよぞらに突っかかってくる嫌な奴ですが、よぞらにちょっかい出す女子に嫉妬したり、「キスしてもいいけど」とからかったのに相手の本気がわかると動揺したりと可愛い。よぞらの憧れの海百合さまが歌姫を何人を潰しているという噂、実際にどんどんおかしくなっていく鏡薔子、ミステリー要素もあって続きが気になる。
読了日:01月26日 著者:高上 優里子
百合男子 (3)巻 (百合姫コミックス)百合男子 (3)巻 (百合姫コミックス)感想
愛する百合の形を否定される悲しみ。それは計り知れないものだ。それ故に彼らは傷つき、ぶつかり合い、新たな悲しみを生んでしまう。しかし、同じ百合を愛するもの同士、繋がり合う面は必ずあるのだ。作中に「罪を憎んで百合を憎まず」とあるように、相手の愛を否定せず、なぜ好きになったのかを理解しようとする姿勢が大事だ。
読了日:01月21日 著者:倉田 嘘
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)感想
「アメリカが戦争をするのは地理の勉強をするためだ」アメリカの馬鹿げたニュース集。キリスト教原理主義者が「聖書以外を読ませず」「禁欲教育」をし、教育崩壊が起き、避妊や性病が蔓延。ニュースを見ずに投票へ行き、ブッシュを支持。病気にかかると家賃が払えない貧困層。世論操作が当たり前のメディア。自分の国のことじゃないから大笑いした。しかし、希望もある。政治批判のジョークが国を変えた。2008年、オバマ寄りだった報道をコントで皮肉り、偏向報道を止めさせた。これが正しいお笑いのあり方だと思った。日本のお笑いはまだまだ。
読了日:01月08日 著者:町山 智浩
百合男子 2 (IDコミックス 百合姫コミックス)百合男子 2 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
表紙の籠目くんが良かった。ようやくまともな百合男子が登場した。創作物としての百合を愛するあまり、現実の仲良し女子に対して一線を置いている主人公はおかしいよなぁ。でも、百合作品に対する様々な見方が見れるのは面白い。魚屋の親父との百合激論は面白かった。「そこの仲良さげな女子二人からSSを作りそのクオリティを競う、創作SS対決だ!」なんて特にいい。俺も今度友達とやってみよう。
読了日:01月04日 著者:倉田 嘘

読書メーター

読書メーターまとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1017
ナイス数:100

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年はもっとコンテンツを充実させたいなぁ。

テーマ毎の本のまとめや、長文感想も欲しい。
あと、即興小説バトルのまとめも作りたい。


ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)感想
牧師の家に生まれたツァラトゥストラは、信者から寄付を集めて回る両親を「物乞いみたい」と感じ、「神は死んだんだ」と疑う。神がいるならもっと寄付金をくれるはずだと。彼は神の死後、人間は神以外によるゆるぎない価値観を作るべきだと説く。それが超人だ。しかし、具体的に何なのか、彼は見つけることができない。最後に謎の女性が「あなたはまた同じ不幸を繰り返す。あなたは永遠回帰を抜け出す超人になれるかしら」と言い、物語は冒頭へ戻る。彼は神を信じる人間を蔑んだだけだった。彼は他人でなく、自分を基準に行動すべきだったと思った。
読了日:12月30日 著者:ニーチェ,バラエティアートワークス
あの娘にキスと白百合を 3 (MFコミックス アライブシリーズ)あの娘にキスと白百合を 3 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
天才少女黒沢さんと、優等生白峰さんの仲が少し進展。「自分に勝てる人間なら誰だっていいんでしょ?」「そうかも」という会話のすれ違いが良かった。黒沢さんは「そんな人は白峰さんしかいない」という意味で言ったのに、白峰さんは「私じゃなくてもいいんだ」と勘違い。本編では、廃部寸前の園芸部で事件が起こる。「私、変わらないものが欲しいの」という言葉が印象的。「将来は悪くなるかもしれないから、一番綺麗なままで終わらせたい」心中みたいで怖い動機だが、誰もがもってる感情だと思う。
読了日:12月22日 著者:缶乃
百合ラブスレイブ わたしだけの委員長 (二次元ドリーム文庫)百合ラブスレイブ わたしだけの委員長 (二次元ドリーム文庫)感想
委員長の弱みを握った真桜は、主従関係を結ぶ。しかし、遊びでやったHの快感が忘れられない真桜は、いつの間にか委員長なしではいられなくなります。王道とはいえ、リバは最高ですね。看病したり、クラスから嫌われた委員長を庇ったりと心温まるシーンを入れて、SM系っぽい暴力性を消してるのが上手いです。「主従関係なだけで、好きとかありえない」という真桜に対して、嫌がっていたはずの委員長が「キスのやり直し、しなくていいの? 真桜は、嫌なの?」と迫るシーンは一番のお気に入りです。ナイスリバ。
読了日:12月09日 著者:あらおし悠
百合男子 1 我思う、ゆえに百合あり。 (IDコミックス 百合姫コミックス)百合男子 1 我思う、ゆえに百合あり。 (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
久々に爆笑した。「我思う、故に百合あり。だがそこに我、必要なし」女の子同士の絡みを見たいが、自分が入っていくと女の子同士の関係が崩れる。そんなジレンマに悩みつつ、真剣に百合を愛する主人公ですが、真剣すぎて笑います。「百合名場面名鑑」が得にいい。彼は百合漫画の気に入ったシーンをノートに書き溜めていて、女の子同士の絡みを見るたびに「キター! 百合名場面名鑑収録『他の子と遊ばないで』!!」と言って興奮します。僕は百合を見ても「おぉ」とか「くぅ」くらいしか言わなかったのですが、彼を見習って名場面名鑑を作りました。
読了日:12月01日 著者:倉田 嘘
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21感想
「なんとなく生きていると、迷ってストレスが溜まり、感覚的に判断をして損。だから、自分でルールを決める」という本。中でも、本を選ぶルールが面白い。彼は「予測の材料になる本」を読んでいる。今後10年影響を与える本で、考察がきちんとされていて、しかも面白い本。例としてコンテナ物語やホモサピエンス全史をあげていて、確かに面白そうだった。コンテナで海外輸送の値段が下がり、輸入が増えて国内産業が衰退するとか。狩猟してた頃の人類は食べ物をみんなで分け合っていた。ベーシックインカムもそれと同じという考えもすごい。
読了日:12月01日 著者:ひろゆき

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11月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:256
ナイス数:144

今月は感想なしの本を読み返したので一冊のみ。
下の本にあるモンティホール問題、僕は間違ってると思う。
将来、人間が事象を認識する手段が変わって、解法の間違いが証明されるはず。

論理的思考力を鍛える33の思考実験論理的思考力を鍛える33の思考実験感想
例え話の怖さを感じた。「5人を助ける為に1人を犠牲にしていいのか」という問題提起。この問題を、トロッコの進路として考えるのと、臓器移植として考えるのとでは答えが変わってしまう。人は、積極的義務(人を救う)より消極的義務(危害あたえない)を優先するからだ。中絶問題も、人工透析(血液の病気の人のために、自分の血管から管を通して9か月間血を送り続ける)に置き換えると答えが変わる。批判するときや説得するときに例え話が用いられたら、本当に正しいか疑ってみたほうがいい。
読了日:11月30日 著者:北村 良子

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10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1971
ナイス数:163

 昨月はハロウィンセールで仕入れました。
 今月はお誕生日クーポンだ。

 でも、ブックオフは3000円購入で500円引き。
 700円くらいは引いてほしいなぁ。


あの娘にキスと白百合を 2 (MFコミックス アライブシリーズ)あの娘にキスと白百合を 2 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
天文部の先輩が他県の大学を志望し「夢を叶えて欲しい、けど離れたくないっ」という百合です。「お別れがさみしいことは、正しい言葉じゃくつがえらないよ」と悩んだり、「このまま誰にも見つからなくて、寒さと空腹で死んでしまったら、おとぎ話みたいで素敵かもしれないな」と夢見たり、切ないシーンが盛り沢山です。今回は伊澄ちゃんがいい味出してます。天文部の部外者でKYですけど、情に厚い子で「言いたいことは直接言え」と、部の後輩を後押ししてくれます。告白も「居ても居なくても構わないヤツでいるのは嫌だ」と、直球で言うのが好き。
読了日:10月25日 著者:缶乃
使いみちのない風景 (中公文庫)使いみちのない風景 (中公文庫)感想
風景には2種類ある。日常生活で会う風景はそこにとどまり、旅で出会う風景は過ぎ去っていく。前者の風景は、自分の生活の様子や近所の人などを思い出させ、心を暖めてくれる。後者の風景は、それとは全く違う不思議な作用をもたらす。何か大事なことを思い出しそうにはなるけど、結局は物語にならない。村上さんはそれを「使い道のない風景」と呼んでいる。その風景は別の何かの風景に(おそらく我々の精神の奥底にじっと潜んでいる原初的な風景に)結びついている。村上さんはその別の何かを小説に書き、奥深い精神世界を作っている。
読了日:10月23日 著者:村上 春樹
安達としまむら (電撃文庫)安達としまむら (電撃文庫)感想
女子高生同士の百合。交互に視点が代わり、相手の何気ない行為の意味が徐々に明らかになるストーリー構造です。つまり、妄想が捗ります(何)。最初のうちは「人付き合いが苦手だけど、安達には惹かれるしまむら」だったけど、3章からは冒頭「しまむらとキスをする夢を見た」から、安達の好き好きラッシュが始まり、ニヤニヤがとまりません。「友達欲しいけど、傷つきたくない」と「女同士で恋人になりたいけど、変だと思われたくない」の相乗効果が素晴らしいです。あと、人付き合いに悩むしまむらの独白もいいですね。
読了日:10月22日 著者:入間 人間
新装版 最後の制服 (上) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)新装版 最後の制服 (上) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)感想
女子高の寮を舞台にした百合群像劇。ふーちゃんの特別になりたい藍ちゃん。紅子が気になる紡。最初は友達同士だったはずが、他の女の子に好かれたり嫉妬されたりする内に、いつしか特別な関係を求めていく。色素薄い系の絵が、二人の関係の儚さをより引き立ててくるので、落涙に注意です。私が特に好きなのは藍ちゃんです。気持ちの変化が普段はゆったりしてるのに、山場になるといつの間にかぐぐっと百合度を上げてくるのがいい。ふーちゃんの「大勢は楽しそうだよ」に「私と二人きりは楽しくなかった?」と思うとこなんて特にいいです。
読了日:10月20日 著者:袴田 めら
走ることについて語るときに僕の語ること走ることについて語るときに僕の語ること感想
「走ることは僕にとって有益なエクササイズであると同時に、メタファーでもあった」。始めた理由は痩せるため。マラソンを選んだのは、簡単に始められるから。しかし、マラソンと作家業は別々の場所から徐々に穴を掘り、地下深くで結びつくことで、村上春樹を支える土台となる。物を書くという行為は多くのエネルギーを消費する。エネルギーを正しく使う方法を学ぶのに、マラソンは適していた。「どの程度まで自分を厳しく追い込んで良いのか、どれくらいの休養が必要か。どれくらい内部に集中すればいいのか...etc」。マラソンの効能は偉大。
読了日:10月07日 著者:村上 春樹
走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)感想
「走ることは僕にとって有益なエクササイズであると同時に、メタファーでもあった」。始めた理由は痩せるため。マラソンを選んだのは、簡単に始められるから。しかし、マラソンと作家業は別々の場所から徐々に穴を掘り、地下深くで結びつくことで、村上春樹を支える土台となる。物を書くという行為は多くのエネルギーを消費する。エネルギーを正しく使う方法を学ぶのに、マラソンは適していた。「どの程度まで自分を厳しく追い込んで良いのか、どれくらいの休養が必要か。どれくらい内部に集中すればいいのか...etc」。マラソンの効能は偉大。
読了日:10月07日 著者:村上 春樹
羊男のクリスマス (講談社文庫)羊男のクリスマス (講談社文庫)感想
聖羊祭日ドーナツを食べたせいで呪われ、頼まれたクリスマスソングを作曲できなくなった羊男。彼は羊博士に呪いの解き方を教わり、穴の底の世界へ行き、ねじけ男やなんでもなしなどの不思議な人達のいる世界へ行く。どの人物も親切ではあるが、意地の悪さも持っていて、そこが物語に可笑しみと深みを与えている。読み終わって「この世界では自分の常識が通用しないことが多いが、そこには理不尽さだけでなく面白さもある」と感じた。
読了日:10月07日 著者:村上 春樹,佐々木 マキ
僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない 2 (ガガガ文庫)僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない 2 (ガガガ文庫)感想
今回は鶴見線、湘南モノレール、江ノ電。どれも自分の行ったことのある路線で、かなり楽しめた。特に、湘南モノレールのジェットコースター感覚は、ありありと浮かび上がってきた。美優の鉄道愛も見事で、国道駅を「教会みたい。ここで結婚式あげたい」と賞したり、事故にあった車両に「痛かったわね~」と話しかけたりする暴走っぷり。メインの時刻表めくりでは「鉄道に出た幽霊を捕まえる」という熱い展開でした。ただ、前作同様くれあちゃんの影が薄い気がする。台詞に特徴ないからねぇ。できれば、美優とは違うベクトルで鉄道愛を語って欲しい。
読了日:10月07日 著者:豊田 巧
年収100万円の豊かな節約生活年収100万円の豊かな節約生活感想
節約法というか、料理本ですね。調味料や調理器具といったものに初期投資をすることで、安くてプロ級の料理を作って幸せになる本です。レシピも大量に載っています。ホームベーカリー、パスタマシン、ピザ焼き窯で作るととてもおいしいらしく、自分も買ってみようかなという気になる。収入面では、覆面調査員(店に行って接客態度や味などを調査する)や薬の治験というのを知って驚いた。世の中には自分の知らない仕事がたくさんある。

読了日:10月07日 著者:山崎 寿人

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